第39次北方領土返還要求現地視察大会 その2
2008 / 08 / 08 ( Fri ) 先日のエントリーの続きです。
パネルディスカッションの後は、社団法人日本青年会議所の島根ブロック協議会会長、幸増氏による挨拶がありました。そうです。島根県は竹島問題を抱えている地区なのです。 ご挨拶の中で、本年度、島根ブロック協議会が作成した竹島(といいますか、領土問題全般)の啓発ビデオのご案内をいただきました。4分ちょっとですので、まだご覧になっていない方は、ぜひご覧下さい。 youtube「わたしの竹島ですが、何か?」、説明文からの引用 現在、竹島(島根県隠岐郡隠岐の島町)は韓国に不法占拠されています。これまで(社)日本青年会議所中国地区島根ブロックや各種団体・自治体が、様々な学術的啓発の運動を行ったにも関わらず、県民の意識も高まっているとは言えず、国民も政府もこの問題に積極的あるとは言えません。なぜ竹島問題に対して国内世論も高まりを見せず、政府も動きがないのでしょうか? 当動画は、両国の学術交流や民間交流の不足にその原因があるのではなく、日本国民の国家主権意識欠如、共同体への帰属心欠如が真の問題であることを訴えます。「わたしの竹島ですが、何か?」と自然に言える国民の集まりこそ、明るい豊かな社会なのです。 その後は、北方領土の洋上視察となりました。船で、納沙布岬と歯舞群島の貝殻島の間にある中間線(日本では国境線とは呼びません)の手前までいきます。 晴れている日は、島影がハッキリと見えるらしいのですが、この日はあいにくの小雨。しかし、最後にチラッと貝殻島の灯台を見ることが出来ました ![]() ※小泉元首相バリの洋上視察風景!? 洋上視察の後は、北方ウェルカムパーティーです。 ウニなど北海道の味覚が盛りだくさんでしたが、北海道からの参加者も多く、ウニが余ってました(^^)/最後に、余ったウニをスプーンでいただきましたm(_ _)m ![]() ※北海道地区協議会による新キャラクターの発表がありました。モデルが良くない?? 翌日は、北方領土の返還を願っての「記念植樹」と「大会の式典」がございました。 国会議員 松山政二氏(1999年度 社団法人日本青年会議所会頭) ロシア友好の会会長 松本秀作氏(2002年度 社団法人日本青年会議所会頭) 社団法人日本青年会議所会頭 小田與之彦氏 など、大物そろい踏みの記念植樹でした。 ![]() ■日本青年会議所による報告 ■日本青年会議所 領土・領海問題委員会による報告 参加されていた青年会議所メンバーによるブログです。 ■沖縄地区協議会 砥板副会長によるブログ:身土不二 ■日本型経営探求委員会 塚本委員長によるブログ:守破離
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第39次北方領土返還要求現地視察大会 その1
2008 / 08 / 05 ( Tue ) 平成20年8月2日、3日に、北海道根室市におきまして、社団法人日本青年会議所主催の第39次北方領土返還要求現地視察大会が行われました。
![]() 全体のスケジュールは下記の通りです。 8月2日 ・開会式 ・領土・領海パネルディスカッション 第1部 領土・領海問題委員会プレゼンテーション 第2部 基調講演 下條正男教授 第3部 パネルディスカッション ・北方領土洋上視察 ・北方ウェルカムパーティー 8月3日 ・記念植樹 ・大会式典 私の所属する社団法人日本青年会議所の領土・領海問題委員会の担当は、2日の領土・領海パネルディスカッションです。 ![]() ・委員会プレゼンテーションのリハーサル風景です。 サマコンと同様のビデオ、プレゼンテーションを行った後に、下條教授の竹島問題を中心とした基調講演が30分ありました。 ![]() ・下條教授基調講演リハーサル その後、パネルディスカッション50分です。といっても、6名のパネラーですので、1人あたり当たるのは2回程度。ちょっと少ないですね。幅広い世代と地域の方々の意見をぶつけ合いたいという理由から6名になりました。 私も、「領土・領海パネルディスカッション」におきまして、パネラーとして、出席させていただきました。 コーディネーターは日本青年会議所の細川常任理事が務められました。 パネラーの6名は世代と地域をばらして集めたパネラーです。 拓殖大学教授の下條正男先生、竹島問題の専門家です。 拓殖大学三年生で領土問題研究愛好会会長である荒巻君。埼玉県出身です。 札幌デザイナー学院の女子学生、吉田さんと関藤さん。19歳と20歳です。 領土・領海問題委員会から大分県は中津青年会議所の渡辺委員、29歳です。 領土・領海問題委員会から埼玉県は越谷青年会議所の私です。34歳です。 ![]() ・パネルディスカッションのリハーサルです。私は右から2番目です。 なお、私への質問は、2回ありました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 質問1:ビザなし交流に参加して、どのように感じましたか? 回答1: 7月1日〜3日まで三日間、国後島、択捉島、択捉島とビザなし交流という国の枠組みの中で上陸させていただきました。 主に、「視察」と「交流」ということをおこなってきました。視察では、おもに新クリル発展計画という9年間で800億円の投資計画があります、その状況の視察を行ってきました。 港湾、空港、道路などを整備しています。 現在、港湾に関しては、ビザなし渡航で利用される450tクラスの船でさえ、直接、港に接岸することが出来ず、船は港の沖に停泊し、艀と呼ばれる小型船に乗り換えて、港につけることになります。道路に関しても、ほとんど舗装道路が無く、日本の中古の4WD車が土煙をあげて、走っていくという状況です。 しかし、そのクリル計画によって、少しずつ変わってきています。ビザなし渡航で利用されている船も、今年中には、艀を利用せず接岸できるようになるとのことです。また、地熱発電所も出来て、かつて日本側から贈ったディーゼル発電機も現在は非常用でしか利用されていないとのことです。空港なども管制機能を強化するなど、現在工事中でした。 サハリンから送り込まれている行政官は、 「新しい観光ルートを開発したから、日本からも多くの人に観光に来てもらいたい。」 「領土を返還するということは第三次世界大戦がはじまるということか?」 など、領土返還するつもりはないという意味の発言が相次ぎました。 (言論の自由がないロシアの役人はこの程度のことしか言えないと思います。) 日本側の返還運動関係者の中には、 「クリル発展計画により、ロシア人住民は、ロシア政府に希望を持っている。ソ連崩壊直後にあったような、『日本に返還された方が自分たちの生活が良くなるかもしれない』といった雰囲気がなくなった。」 という悲観的な見方をするものが多くありました。 私の見方は違います。 そうであったとしても、ほとんどの道路が舗装されていないのです。日本にそんなところがあるでしょうか?同行した専門家の中には、「モンゴルの田舎と同じくらいだ」と言った人もいます。国後島に最近、街灯がついたのですが、それについて、「街灯なんかアフリカにもある」と言った方もおりました。800億円を9年掛けてということであるならば、私は、いたずらに悲観的になる必要はないのではないかと感じております。 拉致問題と同様に、領土問題は、国家の尊厳の問題です。開発と称して、ロシアが私たちの領土を勝手に削り、利用していることに怒りを覚えました。そして、まったく関心のない国会議員に対しても憤りを感じました。 質問2:国民意識の醸成に向けた意見 回答2: ・危機感と希望 危機感を煽って、注目を得ることは重要です。 しかし、いたずらに危機感をあおりすぎると、 「北方領土問題なんか返ってこない。」「難しい問題だね。」 となりかねません。 「それだけではなく、ロシアでも日本の技術力の再評価が始まっている」 「ロシア課長が交代し新しい進展が見られそうだ」 「メドベージェフのような国内に強い政治家の方が領土問題を解決できる」 そんな希望も発信していかなければいけないと感じております。 ・空中戦と地上戦 地上戦、すなわち草の根運動もつづけなくてはいけません。それは、こういったセミナーや、署名活動などです。 それだけではなく、空中戦として、影響力のある団体である日本青年会議所として、国会議員、外務省、内閣府、文部科学省などに、様々に働きかけをする必要があると思います。最近、拉致被害者を救う会が、全国会議員にアンケートをとり、それを公表していましたが、領土問題についてそういった手法も出来るかもしれません。 また、草の根運動で言うと、青年会議所のプログラムで「誇り」「学の夏休み」といったビデオと研修プログラムがあると思います。領土問題でもそのようなプログラムを開発し、全国各地のLOMのメンバー向けに研修を行ったり、LOMのメンバーから、地域の人々に研修を行ったりということも出来るかもしれません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私は個人的に、あまり気の利いたことを話することは出来ませんでしたが、特に北方領土啓発ポスターを製作しているということからパネラーに選ばれた札幌デザイナー学院の吉田さんと関藤さんには、しっかりと受け答えいただくことが出来たことから、パネルディスカッションはある程度成功したものと考えられます。 続きは、また明日。 |
「ビザなし交流」関連記事
2008 / 07 / 09 ( Wed ) 更新が遅くなりました。ビザなし交流から無事に帰ってきまして、月曜日から仕事をしています。
昨日は、たまっていた仕事やら、お客さんから預かっていた書類を紛失して迷惑を掛けてしまう事件(結局ありまして、大事には至りませんでした)やら、ありまして大変でした(^^;) 私と同じ船でビザなし渡航に参加した3名の新聞記者の方々の記事が、各誌に載っていました。 3名それぞれの方が、北方領土返還に関してあつーい思い入れを持っていまして、とても感心しました。 なお、「熱さ」に加え、 産経新聞の記者の方は、「男気」 東京新聞の記者の方は、「発想力」 北海道新聞の記者の方は、「情報力」 こんな言葉がにあう記者の方々でした。 ところで、また最近、北方領土関係で、 北海道洞爺湖サミットでは北方領土問題は取り上げないことや、 プーチン大統領が年内に再来日し、そこでまた話し合いをするということや、 北方領土周辺に大規模油田があることなど、 ニュースになっていましたね。 どの程度の水面下の交渉が行われているか分かりませんが、吉報を期待したいと思います。
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択捉島の二日目終了
2008 / 07 / 03 ( Thu ) ![]() 本日で全行程が終了しました。これから国後島に向かい、手続きしてから根室に向かいます。 本日は交流がメインでした。ミニ運動会ではロシア人の子供たち30人ぐらいに先生も参加して、玉入れやパン食い競争など行いました。目的は、楽しい交流を通して日本びいきのロシア人を作ることとのこと。 昼食の後は、ロシア人も参加して墓地(日本人墓地とロシア人墓地が一緒日本人なっています)の草刈を行いました。目的は、墓地でも一緒、墓地清掃も一緒、つまり、領土を返還したら、一緒に住んでいけるじゃないか、というアピールのようです。 その後、対話集会があり、司会者の仕切りで対話が進んでいきました。日本側からは、運動会も一緒にできる、墓地清掃も一緒にできる、いつの日か(領土を返還してもらい)一緒に住めるじゃないかとまとめられました。 取り急ぎご報告致します。 写真は対話集会です。 |
択捉島一日目終了
2008 / 07 / 02 ( Wed ) ![]() 択捉島二日間の一日目の予定が終了しました。 クリル地区行政府では地区長代理が「観光ルートを開発したから、日本人の皆様も観光日本人来て下さい。」と暗に返還する意志のないことを投げ掛けてきました。いつもどんなことを言っているのかわかりませんが、今回は、なめられていると言っていいでしょう。「ふざけんなよ」と怒っている報道関係者もいました。 郷土史資料館では昨年まであったという日本時代の鉄砲の展示が今回は見当たらなかったそうです。 日本時代の残されてた建物である紗那の郵便局、水産会事務所も写真で見ていたよりかなりボロボロでした。日本が保存の要請をしていたにもかかわらず、他の建物に資材を使うために壁を剥がしたりしたとのこと。 昼食のホームビジットではアンナさんの家にいきました。当方は外交官、新聞記者、学生と私の4人。先方はアンナさんの旦那さん、1歳半の娘、お姉さん、お姉さんの娘で出迎えていただきました。家は改装中とのことでしたが、食堂や手洗いはとても綺麗に改装が終了してました。ワイン、ウォッカや様々な料理でもてなしてくれました。美味しかったです。 その後は紗那の孵化場見学、地熱発電所見学、キドロストロイ社工場見学し、夕食前に船に戻って参りまして、宿泊となります。 訪問団には外交や安全保障や歴史に詳しい方もおり、今夜も懇親を楽しみにしています。 写真は紗那の郵便局(日本時代の建物)です。 |
これから択捉島上陸します。
2008 / 07 / 02 ( Wed ) |
国後島を離れます!
2008 / 07 / 01 ( Tue ) |
これから国後島に上陸します。
2008 / 07 / 01 ( Tue ) |





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地震で中国暴走。台湾有事数年先にもありか?
著者の品性とセンスが問われる一冊
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