先日、日本青年会議所及び日本JCロシア友好の会が行う「ロシアミッション」という日露の学生交流の10周年記念式典が、在日本ロシア連邦大使館にて開催され、私も参加しました。ロシア大使館なんて、なかなか入れないですよね。
ロシアミッションでは、ここ数年は、外務省からの資金もいただき、15名程度の日本人学生をロシアに連れて行き、モスクワ大学、サンクトペテルブルク大学の学生と交流させています。またモスクワ大学、サンクトペテルブルク大学からの学生を日本に招聘し、日本人学生と交流してもらったり日本文化を学んでもらったりしています。
このような相互交流を行うようになってから10年。その前にロシア人学生を受け入れるようになったのは、もっと古く、旧ソ連時代からだそうです。
式典中のご挨拶の中で、過去の色々な苦労話をお伺いすることが出来ました。旧ソ連が崩壊し、交流先がなくなってしまったことや、資金面での苦労など様々なことがあったようです。
私は、08年、09年、そして今年の3年連続で、ロシアに派遣する日本人学生に「日本の領土問題」を教えたりと、交流を持っておりましたので、ここ数年の参加学生の皆様にお会いするのを楽しみに参加してきました。このようなミッションに参加する学生は本当に意識が高く、まだまだ日本の将来に希望はあると思えることも多くあります。ロシアと日本の架け橋となるべく仕事に就いている方もいますし、大手商社、新聞社、キャリア官僚など、一流どころに就職している方々も多くいます。また来日したロシア人学生も、ロシアミッションをきっかけに、今年、日本で起業した方もいらっしゃいますし、日本に留学に来ている学生もおります。
このような草の根交流が、北方領土をしっかりと返還してもらった上での、将来の日露のよりよいパートナーシップの一助となればと切に願っております。
当日の写真を、日本JCのホームページより引用します。集合写真には私も写ってます!




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