G8サミット記念 ロシア青年使節団との交流会
2008 / 05 / 21 ( Wed )
・日本とロシアの青年交流企画

日本とロシアの青年の交流の企画として、G8北海道洞爺湖サミット記念ロシア青年使節団が5月18日(日曜日)から5月26日(月曜日)まで来日しております。

そのうち、社団法人日本青年会議所の領土・領海問題委員会の担当として、19日夜のレセプションパーティに出席し、20日午後から夜にかけて東京の観光案内を担当させていただきました。

来日された方々は、モスクワ、サンクトペテルブルグ、ハバロフスク、ウラジオストック、ユジノサハリンスク(旧豊原市)から20歳から40歳ぐらいまでの大学生、ビジネスマン、報道関係者など49名がいらっしゃっておりました。
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・レセプションパーティ

19日夜のレセプションパーティには、私ども領土・領海問題委員会以外に、日本JCロシア友好の会、ロシア語を履修している日本の大学生など、多くの日本側の参加者もありました。

越谷JCからは、本年度の領土・領海問題委員会に出向している磯委員、瀧田に加え、昨年度の領土・領海問題委員会の委員であり、現在はロシア友好の会の会員である酒井先輩、市川委員が出席いたしました。

パーティは表参道のライブハウスで行われ、日本の歌手、ロシアの歌手のライブもあり、人数に比べて会場が狭かったので熱気溢れて盛り上がりました。

・ロシア人とのコミュニケーション

日本男児の私としては、こういったパーティーが得意ではないのですが、はじめにユジノサハリンスクからの報道関係者グループ男女数名と少し話をしました。

そうそう、ロシア人とは、何語でコミュニケーションをすればいいと思いますか?
当然ながら私はロシア語が出来ません。挨拶程度は覚えて行きました。しかし、アルファベットも少し違うし、読み方も少し違うんです(>_<) 挨拶以上を覚えるのはかなり大変そうです。

来日しているロシア人大学生は日本語を履修していますので、少なからず日本語が通じます。向こうのカタコトの日本語と、こちらのカタコトの英語の応酬です。

大学生以外のロシア人は、英語が出来る方が多いのですが、日本語については全く話が出来ない人、ある程度出来る人などバラバラです。結局のところ、こちら のカタコトの英語でコミュニケーションすることになりました(^^;) いや、日本側では、日本語で押し通す方もいらっしゃいました。何とかコミュニケー ションできるものですね。

ロシア人の話す英語は、少し発音に特徴があるようです。アメリカ人の英語やイギリス人の英語でも聞き取れないことも多い私の語学力では、ロシア人の英語の発音を聞き取るのは、とても大変で「今の発音は何て単語なのかな?」と類推能力をフル活用しました。

そんなわけで、ユジノサハリンスクからの報道関係者とは、あまり話が盛り上がらなかったのですが、お土産ということで、サハリン(樺太)の地図をいただきました。私どもはお土産など用意しておらず、ちょっと気が利かなかったと反省しました。

いただいた地図には、サハリンとクリール(千島列島)が記載されておりました。当然ながらロシア側の地図なので、サウスクリール(南千島=北方領土)がロシア領として描かれております。私どもは、択捉島とウルップ島の間をさして、「本当の国境はここなんだけどなー。」という話をしてみましたが、上手く伝わらなかったみたいです。もしかしたら、聞く気もなかったのかも知れません。私は、7月に国後島と択捉島に行く、ということも伝えました。しかし、お互いに発音を聞き取るのが難しかったようで、うやむやに終わってしまったようでした。

・ユジノサハリンスクからの女子学生

次にお話ししたのは、ユジノサハリンスクから来ている大学生の女の子二人組です。東洋人なので、日本人学生かと思っていたのですが、少し雰囲気が違います。実はロシアからの学生さんのようだということで早速話しかけてみました。

お名前は、コリア系の名前です。そうでした。樺太にはコリア系の方々が少なからず住んでいらっしゃることを思い出しました。いわゆるサハリン残留韓国人(コリア系ロシア人かもしれません)の学生さんです。女子学生と話していると、JCメンバーも何人か寄ってきて数人で談笑しました。JCメンバーは色々な小技をお持ちのようで、コインを使った手品とか、タバコを使った手品とかを見せてあげて、女子学生二人組も大喜びでございました。女子学生さんは、外見は日本人女性とあまり変わりませんが、表情がとても豊かで好感が持てました。

・ユジノサハリンスクからの男子学生との北方領土についての話

熱気溢れる会場から風通しがいい場所に移ったところ、次にお話ししたのが、サハリン残留韓国人の男子学生です。領土・領海問題委員会の副委員長と二人で話しかけました。先ほどサハリンの報道関係者からもらった地図を広げて、どこに住んでいるのかなどお話ししました。

ついでに、北方領土を指して「ここが日本の領土だということを知っていますか。」という話をし、歴史的な事実関係(ヤルタ会談、大西洋憲章、ポツダム宣言、戦後の侵略、そして現在の不法占拠)について説明させていただきました。そして、日本の立場としては、南樺太と北千島列島については、帰属が未定であると伝えました(ソ連がサンフランシスコ平和条約に署名していないことなど)。学生さんからは、「日本人は皆がそう思っているのか?」という質問が来まして、副委員長は「そうだ。」と答え、私は、「関心がない人もいるが、関心がある人はそう思っている。」と答えました。「わかりました。学校に戻ったら先生に聞いてみます。」という言葉をいただきました。と同時に、「日本とロシアは一番の隣国として仲良くしないといけない。だから、この問題はどうしても解決し、よりよいパートナーとなりたい。」と伝えました。(私どものつたない語学力で、どこまで伝わったかは分かりませんが。)

学生さんからは、「元寇についてどう思うか。」「サハリン残留韓国人問題についてどう思うか。」など聞かれました。当然ながら元寇については、大昔のこと過ぎて、何とも思っていないと伝えました。またサハリン残留韓国人問題は、「難しい問題だ」(知識が少なすぎて答えられないこともあり)とだけ答えました。一緒にいた副委員長は「戦争では色々な悲劇が起こってしまう。」ということを伝えておりました。(サハリン残留韓国人問題については、ググッていただければ、両面の意見を知ることが出来ます。これも単純な問題ではないようです。)

以上にて、あっという間の2時間が終了いたしました。
たまたま話した方が、サハリンの方ばかりになってしまいました。
モスクワ方面の方々ともコミュニケーションとれなかったのが少し残念でした。
翌日の、秋葉原、浅草、そして屋形船観光は別原稿にてアップさせていただきます。

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