ロシア青年使節団の観光案内 秋葉原・浅草・屋形船
2008 / 05 / 26 ( Mon )
・ロシア人を東京観光案内

19日夜の歓迎レセプションパーティーに引き続きまして、20日午後には、青年使節団のメンバー(学生と報道関係者を除く20名)を率いて、東京観光することになりました。

領土・領海問題委員会にて、観光場所もある程度選定し、外国人には人気があるであろうと思われる、エレクトロニクスとサブカルチャーの街の「秋葉原」、東京で最も古いお寺である「浅草寺」、そして、東京湾ナイトクルージングのついでに日本情緒感じられる「屋形船」、以上3つのポイントを巡ることになりました。
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・秋葉原観光案内

時間は一時間と少しありました。私どもが考えていた観光場所としては、アニメ、フィギュア、コミックなどの有名店を数店舗、大手有名電気店を数店舗、あとは、ドンキホーテなどのディスカウント雑貨店などを考えておりました。

とりあえず5つの班に分けることになり、私は、男性二人、女性二人の四人のロシア人を一人で担当することになりました。サーシャ、アレックス、ヴィクトリア、リザです。
秋葉原

まず入ったアニメ、フィギュア系のお店では、「ふーん、こんなものか。あんまり興味ない。」そんな雰囲気でした。そういえば、日本人でも興味ある人はありますが、興味ない人はないですよね。(当たり前です。)しかも、私どもが引き連れているロシア人はビジネスパーソンが中心です。どうやら、全く興味がないみたいです(^^;) 「アナタはこういうグッズが好きなのですか?」と聞かれてしまいました。答えは、「ニェット(ノー)。」です。じゃー、こういう店はもう行かなくていいよ、という雰囲気になりました。でも、日本はこういうカルチャーでは最先端、その筋の世界でも有名なんですよ。

そうそう、他の班に一人だけ、「トトロが欲しい」と言っている人がいました。3店舗目でトトロを見つけ「ゼアラー メニー トトロズ!」って教えてあげました。(英語が正しいか分かりませんが、通じました。)

その後、パソコンのUSBでつかう何か面白い物ないか、という要請の元に、何店舗か電気店を巡る途中で入った免税店がありました。なんと、この免税店がロシア人には、一番良かったみたいです。秋葉原の免税店、皆さん入ったことありませんよね。着物だとか、キーホルダーだとか、日本的な物が満載で、しかも、電子辞書などのエレクトロニクス製品もあるということで、一番時間を費やしました。しかも、ウクライナ出身の店員さんがいて、ロシア語もOK。少し私の役割も減り、ゆっくりすることが出来ました。なお、リザさんが、雷門のキーホルダーとか買おうとしているので、「次はこの雷門に行くんですよ」と言いましたが、伝わらなかったみたいです(^^;)

その後、秋葉原の街を歩いていると、メイド姿のお姉さんがいました。あの女の子達は何ですか、というような質問を受けました。コーヒーショップのウエイトレスだと伝えます。何であんな格好をしているのですか、というような質問が来ます。ああいう格好をするのが好きなんだと答えましたが、上手く説明できません。結局、バスに戻ってから、普段は観光ガイドも行っているという通訳さんに説明をしてもらいました。日本語でも説明できないのに、英語で説明出来るわけがありませんよね。

もう一つ路上で質問がありました。「なぜ、若い人がたくさん歩いているのか、今日は特別な日か」というものです。おそらく、その日は普通の日で、いつも秋葉原には若い人がたくさん歩いているのだと思い、そのように答えました。休日はもっとたくさんの人が集まると言いましたが、なんか、信じてもらえていない感じでした。

今度は「デジタルクロック」が欲しいというので、電気店の店員さんに聞き、売り場を教えてもらいました。売り場に行ってみると、スマートなデジタルクロックが並んでいます。よく見ると、「午後」とか「火(曜日)」とかが日本語で表示されています。英語の表記のものが良かったらしく、結局購入しないことになりました。。。個人的には、日本で買うんだから日本語のものの方がいいのではないかなと思いましたが。

そんなこんなで、電気店を巡っていると、集合時間も近くなり、バスに戻ることになりました。最後に見てもらったのがパチンコです。
露:「あの店は何ですか?食事が出来ますか?」
日:「いやいや、ちがいます。パチンコ屋です。パチンコを知っていますか?」
露:「知りません。パチンコとは何ですか?」
日:「サムシングライク スロットマシーン!ジャパニーズ スロットマシーン!」
露:「オー!スロットマシーン!?」
日:「お店に入ってみてはどうですか。私はここで待ってます。」
露:「じゃー、行ってきまーす!」
ということで、パチンコも見てもらいました。


・浅草観光案内

浅草は班に分かれず、集合時間だけ決めてバラバラと分かれることになりました。その間、約一時間です。やはり見てもらいたいのは、本堂、仲見世通り、そして雷門ですよね。
浅草観光

バスが着いたのは二天門の方なので、本堂の近くです。雷門まで見にいくのは遠いと思っているのか、途中で引き返してきてしまうんです。何人かのロシア人には、「あれが浅草のシンボルだ!」と説明して、一緒に連れて行き写真を撮ってあげました。雷門は松下幸之助の寄進により作られたということは、今回を案内する下調べで知ったのですが、それも説明しました。世界のマツシタなので通じるかとおもったのですが、通じなかったので、パナソニックが建てたことになっています(^^;)


・屋形船での交流

その後、浅草橋まで移動して、屋形船に乗りました。お酒を飲んで、美味しい物を食べれば、より仲良くなれますよね。私のテーブルのまわりには、ビールよりも日本酒を好む方が多かったです。

ルースキー(ロシア人男性)には、「ウオトカはアルコール分が40%だ。日本酒は、14%しかないのか。」など言われてしまいました。ルースキーもルースカヤ(ロシア人女性)もウオトカが好きだと思っていましたが、女性でウオトカを好む人は少ないとのことでした。
そんな女性も、おちょこで何杯もお代わりして日本酒を飲んでいただいておりました。(パックの安い日本酒なのにも関わらず。。。)

船はお台場付近まで行ってから、停船していたのですが、途中の海から見る東京の夜景は素晴らしく、代わる代わる船外まで出て行き、写真を撮ったり、おしゃべりをしたり、しておりましたので、喜んでいただけるなと感じました。

途中からカラオケも始まり、日本側の担当が、コミカルなダンスをしながら盛り上がり、次は、ロシア側が、日本人も知っているロシア民謡を数曲歌ったりしておりました。ロシア民謡の後は、ロシア人は全員で国家を歌うなど、ふつうに持っているべき愛国心を見せつけられました。(日本では、教師が国歌斉唱の時に起立しないなど、恐るべきことが起こっており、それがまかり通っているのとは雲泥の違いです。)
屋形船

そんなこんなで、盛り上がっているうちに、あっという間に終了の時間がやってきてしまいました。

あ、そうそう、今回の観光案内は、交流という目的があること、そして翌日にはロシア使節団は札幌に行き、北海道で北方領土の元島民の方々の話を聞く予定が入っていることなどから、ほとんど出さずじまいでした。後から考えると、しっかりと自分たちの意見として主張すべき部分は主張すべきだったと反省をしております。

ロシア使節団の方々とお別れした後は、外務省の担当者と、少しだけ交流の機会を持ちましたが、それについては、また機会があれば書き記します。

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