郊外型SCの調整がはじまる。
2008 / 06 / 11 ( Wed ) 昨年ぐらいから不動産売買価格が変調をきたし、ここ数ヶ月は、「不動産崩壊」の文字がたまにビジネス誌を飾っています。
今週号の週刊東洋経済に、「郊外ショッピングセンターのバブルが終わり調整が迫られている」という記事がありました。 弊社のある埼玉県越谷市でも、この秋にイオン越谷レイクタウンショッピングセンターという日本一の規模となるショッピングセンターが開業します。たまに建築途中の店舗周辺を通るときがありますが、いつも巨大すぎて圧倒されます。 聞くところによると、越谷市内の駅前型(旧来型)GMSがイオンの開業後に閉店してしまうのではないか、越谷市内にある商店街がさらに寂れていくのではないか、5KM圏内にある二つの大型ショッピングセンターはどうなるのか、など、マイナスのこともしばしば聞きます。周辺道路となるべき東埼玉道路が中途半端な形でしか開通していないので、交通渋滞についても心配されています。 下記に東洋経済の記事を抜粋してみます。 「駅に程近い同ゾーンは、いわばSCの顔。にもかかわらず、開業当初から入居のなかった区画も含め、全19区画のうち約6区画が空いたままだ。他のゾーンでも空き区画が所々に散見される。」 「最大の要因はオーバーフロアだ。『都市部の駅周辺はともかく、郊外のSCは完全に飽和状態。この一年半で状況は様変わりした』」 「物販以外のサービステナントの強化などに各社知恵を絞るが、差別化は難しいのが現状だ」 「建築コスト急騰も直撃する。・・・・・SCの建築コストは『二年前に比べ6割近くあがった』』 「(テナントは)昨夏からは既存店売上高が前年比10%減にさえ届かない月が目立つようになり、08年5月期は上場来初の減益となる見通しだ。」 「『今期は出店先をSCをかなり厳選し、売れないSCには出さない』」 「『今後はより顧客ターゲットを明確にしたSCでなければ通用しない』うたげの後の調整が始まる。」 SCが集客力がなくなって、退店が増えていったら、巨大な廃墟が出来上がりますね。 廃墟にならないように、店舗面積を減少させて、他の用途での使用を考えてみました。 1.建物を壊して建て替える→ムダ多し 2.一部を住居にする→店によっては可能性あり???法規制が問題でしょうか。現状では周辺のマンションの売れ残り状況も気になりますね。 3.倉庫・配送センターにする!→床の耐荷重の問題がありまして、2階3階などは難しいでしょう。逆に1階だけは倉庫にすることも可能かもしれません。 なかなか難しいです(^^;) 上記記事には、「差別化は難しい」とありますが、やはりテナント構成をよく考え、適宜入れ替えを行い、たまには大幅な入れ替えを行い、集客力が落ちないようにSCを維持することが一番大事かもしれませんね。 |
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